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昔ながらの・・・でした

そうですね、「かきもち」作りの『干し台』でした。

母が元気なころは、毎年この頃にこの「かきもち」を作ってくれていました。

結構手間がかかる作業なんですね。

注文は母の頃と同じ本数です。

和菓子屋さんに注文、「白」「青のり」「海老」を各二本ずつ計六本。

一本が10㎝(巾)×6㎝(高)×40㎝(長さ)くらいのものです。

これを中華包丁で厚さ0.5㎝以内で一枚ずつ切っていきます。
この作業、中華包丁が便利なのです。

上手く切れれば一本から80~90枚の「かきもち」ができる筈。

案外難しいものなんです。

全部で500枚強の「かきもち」を切りました。

これを家の中の寒い場所で、水気が無くなるまで干します。

たぶん一ヶ月くらいかかると思います。

出来上がれば缶にいれて保存、焼いて「醤油おかき」にしたり

油で揚げて塩を振って食べたりと、来年のこの時期まで楽しみながら食べていきます。

この「おかき」は、どこで売られている「おかき」よりも世の中で一番美味しい「おかき」だと思っています。

この作業、掛かってみれば結構しんどい!

よくも毎年、母はこれを作っていたものだと・・・。

この作業も7年ぶりの復活でした。

中でも一番美味しい食べ方を紹介すると

火鉢に炭を起(い)こして、網で焼くという・・・今では最も贅沢な食べ方?でしょうね。

中華包丁で丁寧に切っていきます。
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組み立てた「干し台」に、一枚ずつ並べていきます。
一段目がいっぱいになったところ。
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二段目がいっぱいになったところ。
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三段目がいっぱいになったところ。
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四段目がいっぱいになったところ。
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五段目がいっぱいになったところ。
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六段目がいっぱいになったところ。
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全六段上から
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六段で簾が無くなってしまったので、簀子を代用で七段目に
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500枚強を並べ終わりました。
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横からこんな感じになります。
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3月上旬に食べ頃になるのかな。
楽しみ、楽しみ!

by Sammy1947 | 2013-02-08 14:33 | ツレヅレ | Comments(0)  

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