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【野球派?サッカー派?】

あなたは野球派?サッカー派?
多分まだまだ野球派のファンの方が圧倒的に多いのでは・・・と、思います。

ボクはJリーグ発足以来、完全にサッカー派である。
もともと野球は性に合わない。
昔から高校野球でもプロ野球でもじっくりと試合観戦をしたことは殆ど無いし、球場まで足を運んだことも殆ど無いと言っていいほどである。

【国際マッチ】
しかしそんな野球でも久し振りに心底楽しめたのが、今回のWBC。
やはりサッカーに限らず、国際マッチは面白いものである。
ワールド・ベースボール・クラシックは初めての試みであり、参加国の少なさ、参加選手・不参加選手のモチベーション、実力差、組織そのものの運営、審判の問題、ルール等々、これからレベルアップを計らなければならない問題は山積だが先ずは立ち上げたことに拍手を送りたい。

【日米の不甲斐なさ】
世界でも野球環境がもっとも整っていると思われる日米の不甲斐なさが、今回の第1回目のWBCでは、はかなくも露呈したと思う。
米国はともかくとして、日本として韓国戦に連敗は許されることではない。
監督・選手個々を責め立てる気は毛頭ない。
アジアラウンドの負けはまだいいが、何故?準決勝ラウンド当確の韓国にまたもや負けたのか・・・。

韓国の3連勝は賞賛に値するが、冷静尚且つ熱く日本野球を分析しないと・・・と、ボクなりに。
①日本野球は国際マッチを理解していないこと。
※大リーガーの練習を優先させた選手が多過ぎた。
※その選手達に日本野球はWBCを認知させる術を持ち合わせていなかった。
※代表に選ばれる栄誉より、膨大な年棒を契約するチームに縛られてしまった。
②国内の野球環境が高レベルであることに胡坐をかき過ぎていたこと。
※恵まれた環境の中で野球をすることが出来ることが当たり前となっており、体力・技術の修練に重点を置き過ぎ、逆に精神性が着いていっていない。 
③井の中の蛙でありながら、高所得を得ていること。
※殆どの選手が、結局は世界を知らないということ。
④リーグ戦での戦い方以外に他を知らないこと。
※長いリーグ戦の戦い方は知っていても、トーナメントに近い戦い方を理解できていない。
⑤韓国に比べてモチベーションでも勝てないこと。
※相手より高いモチベーションはどうすれば?難しいところであるが、これは戦 っている者同士が一番感ぜられる事象ではないだろうか。
サッカーでの韓国戦を見ていても、日本戦にかける相手チームの意気込みはヒシヒシと感ずることが出来る。
その意気込みの上をいくことはどういうことなのかを真剣に考えて欲しい。

【同じ徹を踏まないために】
①WBC、オリンピック等国際マッチの位置付けを最上位に置くこと。
②日本プロ野球の選手年棒の見直し(高額選手が多過ぎる)、又は年棒査定方法の見直し。ゴルフのプロ選手は前年1億稼いだといっても翌年は何の保証もない、プロ野球は恵まれ過ぎである。
③プロ野球のリーグ戦の試合数を激減させる。リーグ戦とは別にカップ戦を新設して、ホーム&アウェイ方式でのトーナメント戦を行う。これにより1戦1戦の重みが理解できる。二つの方式の優勝チーム争い、セ・パ両リーグでの優勝チームを決める。勝ち残った2チームで日本シリーズを戦えばいい。

WBCは上手く運営出来れば、きっと盛り上がっていくに違いない。
松井選手が今回のWBCをどう見ていたのか、知りたいものである。

by Sammy1947 | 2006-03-17 11:08 | ツレヅレ | Comments(0)  

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