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面白く魅力的なトーンアーム部

GW連休前に注文したターンテーブルが届き、

25日間掛けて、

昨晩やっとターンテーブルを回すことができた。

何と手間のかかるアナログプレーヤーか・・・。

そこが面白いと言えば、とてつもなく面白い。

25日の間には、合わない部品の交換の申し入れ、

電話の向こうのアナログプレーヤーの担当者に、疑問に思うところの教えを請い、一つずつ階段を上っていくような作業の連続。

先ずは音出しにやっと漕ぎ着けることができて一安心。

これで終わった訳ではなく、微細なところを調整、また調整と続いてゆく。

オーディオには、

音の入り口の、レコードプレーヤーかCDプレーヤーから始まり、
※音の入り口・・・CDプレーヤーはトレイを開けて盤をセットしスタートボタンを押せばオシマイ。
レコードプレーヤーは正に入り口であるカートリッジ(数多くの中から最適なものを選び針圧を設定等)から始まりその信号を伝えるトーンアーム(これも数々の調整が待っている)、アース関係・・と、アンプに届くまでの作業はまともにやるとキリがない。

アンプに繋ぎ、

音の出口のスピーカーに伝えてゆく。

様々な機材を結線し、音を出す努力をしていく。


そんな中でも、アナログプレーヤー(レコードプレーヤー)が群を抜いて一番面白いと感じるようになってきた。

一筋縄ではいかないのである。

手間が掛かるのである。

それだけに音が出た時の喜びは、CDプレーヤーの比ではない。

今回のレコードプレーヤーの一番面白いところ、魅力的なところは、
トーンアームを乗せる支柱であった。
面白く魅力的なトーンアーム部_f0079343_19455090.jpg
針のように尖った箇所にトーンアームを乗せるのである。

まるで「やじろべえ」のようにぐらぐらと揺れている。

もちろん理由あってのこの形状。

それを25日間かけて音の確認を出来るところにまでやっとたどり着いた。

広いレンジに明瞭な音が鳴り響いた時に、それまでの手間が全て報われた。

音の確認に回したレコード盤は、

「サイモンとガーファンクル」の「ゴールド・ベスト」盤、その中でも「ボクサー」と、

ピアノトリオ「ケニー・ドリュー・トリオ」の「ファンタジア」、中でもベーシスト/ペデルセンのベースラインを主に・・・の二枚。

今の段階でもいずれも申し分なかった。

これから先も、このプレーヤーの音質向上に少しずつ学んでいかねばならないことはたくさんある。

その変化がまた楽しい。
面白く魅力的なトーンアーム部_f0079343_19554618.jpg







by Sammy1947 | 2016-05-24 19:56 | オーディオ | Comments(0)  

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