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【サッカーW杯ドイツ2006】

いよいよ待ちに待った日本代表の初戦が昨晩10:00ジャストにキックオフとなった。
1995年にサッカーファンになって、〔フランス1998〕〔日韓共同開催2002〕そして〔ドイツ2006〕と3度目のW杯である。

1998はW杯期間中に加茂監督から突如岡田監督への交代劇、2002はトルシエ監督、2006はジーコ監督にそれぞれ熱い指導を受け代表選手もスキルアップをはかってきた。
その時その時の選手自身が少しずつ力をつけてきているのは明らかであった。
全体でも世界に一歩ずつ近付いてきているのも実感できていた。

岡田監督の理論に裏付けされた冷静な判断力に基く方針、トルシエ監督の強烈な個性での熱い選手管理、ジーコ監督の選手の自主性を引き出す指導、いずれもが個性豊かな監督であった。

トルシエの熱い指導を見てきてそれに慣れてきたボクは、初めの内はジーコの選手指導に何か物足りなさを感じていた。
ジーコ最初の1年くらいは、彼に任せていて大丈夫なのかと監督交代論者の一人であった。
トルシエの指導を見慣れてきていたせいかも知れない。
しかしながらずっと見続けていく内に、ジーコ流というものが何となく解ってきて監督交代論者ではなくなっていった。

昨晩はワクワクドキドキしながらキックオフのホイッスルを待った。
ファンにとってもこの緊張感が代表戦の醍醐味である。
いい時間帯に俊輔の左から繰り出されたループシュートにも見える彼独特のソフトなボールがゴールに吸い込まれていくのはスローモーションを見ている錯覚に落ちた。
これで1-0。

スタジアムピッチ上は30度を超えているであろう、これなら身体の大きい選手が揃っている豪州は後半必ずや日本より先にバテバテになり足が停まる。
あと1・2点追加してこの試合は終了のホイッスルを迎えると、ボクの中では筋書きは完成していた。

90分通じて感じたこと・・・どうも自陣での攻防が長過ぎるな。

DFの坪井の両足がつった時間帯、ここがこの試合の勝負どころであった。
坪井に限らず、サントス、俊輔、柳沢・・・足にきていた。
だれも想像でき得なかった終盤にもつれこんでいってしまった。
ボクの筋書きは逆に作用し始めた。
足が停まり始めたのはわが陣営、それに伴い集中力が途切れ始めたのが見て取れた。
ジーコ、ジーコ早よ元気な選手を投入してくれ~~!!

80分間守り通した1点をマサカ残り10分で3点ゴールしたのが豪州とは・・・。
ジーコの代表選手指導に理解をしてきたボクも、この4年間たった一つ気になっていたこと、それは選手交代の時間帯が遅い又は選手交代をしないことであった。

そんなことを言っても始らない、もはや信じたジーコ流で好きなように思う存分、クロアチア戦・ブラジル戦を戦い抜いて2勝をもぎとってもらいたいと祈るばかりである。

by Sammy1947 | 2006-06-13 07:51 | ツレヅレ | Comments(0)  

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